ブランディングと百術千慮
ブランディングとそのマネージメントのお仕事を
はじめて22年になります
実に人生のちょうど半分を費やしてきた計算です
その間
ブランディングって何ですか?
クリエイティブやデザインとは何が違うのですか?
どうすればブランドを作れますか?
というご質問をいただくことは数知れません
問いの答えも内容も実はいつも変化しているため
本当の意味での
正解
をお答えできたことは一度もないと思います
人や街が歳を重ね変化していくように
市場や需要も
常に私たちの想像を超えて変化しています
ある時点で正解に近しいものであったとしても
1年先には全く違うものになっていることも
これまでたくさん見てきました
なので
常に考え思慮を巡らし
自問自答を繰り返し修正と更新を続けます
押しては引いて
引いてさらに引いて
ズームインとズームアウトを繰り返します
百
術
千
慮
で
す
しかしながら20年以上これを繰り返していると
ほんの少しずつ
見えてくるものもあります
そんなお話を少しずつしていこうと思います
いま共に取り組んでいる
パートナーさまや協力会社さまや専門家の皆さまと
まだ見ぬ未来のパートナーさまとも
共に考え実践していくひとつのきっかけになれば
そのなかで
何か小さなヒントや気づきが
生まれてくれたら大変嬉しく思います
ブランディングや
ブランドマネージメントにおいて
ひとつ確かなことは
一瞬の閃きやアイデアが
これを解決してくれることはほぼありません
とても長くとても蛇行した道を
登りそして下り切るまでの旅のようなものです
家に帰るまでが遠足だよ
今になってその意味が私も理解できます
はじまりのはじまりのお話